木村好珠さんの夢は「マンチェスターCに関わりたい」 スポーツ界でメンタルケアを当たり前に
木村好珠さん(精神科医・スポーツメンタルアドバイザー/31歳)
医学部在学中にミス日本グランプリの準ミス日本に輝き、現在は精神科医でありスポーツメンタルアドバイザーの活動を始めた木村好珠さん。大のサッカーファンで死ぬまでにスポーツメンタルを日本に根付かせたいという夢を持ち、個人的にはマンチェスター・シティーに携わりたい! 2つの夢はかなうのか!?
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18歳の大学受験の面接で「スポーツメンタルをやりたい」と話したくらい、ずっと昔からの夢でした。私自身テニスや水泳をしていましたし、10歳から大好きなサッカーもよく見ていて、メンタルがすごくプレーに影響していると感じ、自然とメンタル面からスポーツに関わりたいと思うようになっていました。
医学部と研修医を経て精神科医になり、とにかく現場の声を聞きたいとの思いからスポーツ医学の先生や代理人、コーチなどサッカーに携わるあらゆる方に会いにいきました。お話を聞かせてもらったり、自分のサッカーに関わるビジョンをお話しさせていただいたり。
そんな中、レアル・マドリードの日本にあるサッカースクールの方と出会い、海外でのメンタルに対する考え方を教えていただきました。欧州のチームのジュニアスクールはサッカーを教えるだけでなく、「いい人間であれ」という教えがあり、プロになるずっと前からメンタルが重視されています。