水道橋博士の参院選出馬は偶然が後押し 思惑や根回しとは無縁の候補者が政治を変える
水道橋博士がれいわ新選組から参院選に立候補する。
事の発端は博士が5月に維新の松井大阪市長に訴えられたのが始まりだ。博士はただ松井市長の過去の疑惑をまとめた他人のYouTube動画をリツイートしただけなのに、その動画を配信した人は訴えずに、あろうことか、博士に対して「法的手続きします」と挑発、恫喝した。
訴状を受け取った博士は街宣中の山本太郎氏に「スラップ訴訟を禁じる法律を作ってくれ」と直訴。これも偶然。山本代表は「だったら自分でやれば」と返し、博士が「供託金がない」と言うと「じゃあ、うちで出しますよ」と応じた。これもまた偶然。
ここで博士は「検討します」と。偉いね。私なら「出ます出ます!」と調子に乗って言うところだ。
3日後のイベント、アサヤンは「反維新タイガース」と題し私は前からチケットを取っていた。くしくも山本太郎氏、大石晃子氏の出演も決まって、楽しみに会場に向かったら、博士から「出て下さいよ」と言われ、「検討します」とは言わず「出ます出ます」ってことですぐに出演。出馬宣言をしっかり見届けた。