著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

俳優歴30年超のキムタクがNHK大河に出演しない不思議…50歳を前にしても貫く“独自路線”

公開日: 更新日:

「大河は拘束時間が長いのがネックといわれるが、大河ドラマは主演を張れることが名誉。木村も候補に名前が出ることがあっても、実現していない。木村主演の大河なら2割は視聴率アップが見込める。木村の作品の選び方を見ると、大河にさほどこだわっていないのかもしれない」

 実際、木村は「キムタクドラマ」と呼ばれようと、ブレることなく独自路線をいく。

 伝えられている今後の予定も、大型国際ドラマ出演。綾瀬はるかと共演の映画では織田信長を演じるという。いろいろな役者が演じてきた信長役。一昨年の大河「麒麟がくる」では染谷将太が今までにない斬新な信長を演じて話題になった。当然、木村がどんな信長をつくり上げたのか、興味深い。

 木村は11月で50歳になる。今回の「未来への──」は40代最後を往年のキムタクドラマで締めくくり、11月以降に向けて俳優としての新たな顔を見せるのかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」