小峠英二がテレビ出ずっぱり! コワモテのイメージなのになぜ人気なの?
テレビで見ない日はないどころか、日によっては2回も3回も見る。レギュラー・準レギュラー番組は10本以上、NHKの教養番組からお呼びがかかり、ラジオ番組も持つ。丸刈りのこわもて、乱暴な物言いと、決して好感度が高そうに思えない小峠英二(バイきんぐ)なのに、どこがそんなにウケているのだろう。たしかに、バラエティー番組などのコメントは皮肉が効いているし笑えるのだが、それだけならほかにもいる。
「小峠はツッコミのイメージが強いですが、一番の魅力は、どちらかといえば、目じりを下げて大口を開け、白い歯が印象的な笑い顔なんですよ。ツッコミを入れても、直後にニカーッとするからギクシャクしない。情報バラエティーでも、慌てた犬が滑って池に落ちたりするVTRが流れると、実に愉快そうに笑います。それを見ている方も、思わず楽しい気分になる。これが彼の芸なんでしょうね」(芸能事務所プロデューサー)
大声の関西弁で目立とうとするひな壇若手は多いが、小峠は大騒ぎしない。しゃべりはゆっくりしていて、ほぼ標準語でハキハキと滑舌がいい。うるさくなく聞きやすいから、年配者にも支持される。