著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

「消費税減税は間違い」立憲・枝野発言には正直呆れ返りました

公開日: 更新日:

 失敗をしたら反省をするのは必要です。東京オリンピックであれほどの汚職がありながら性懲りもなく札幌オリンピックを誘致しようとしたり、東京都ではワクチンが100万回分、およそ27億円分が廃棄されてもそれについての検証も反省もないようです。では反省をすればいいのかと言えば、立憲民主の枝野が先日12日、地元さいたま市内での講演で「昨年10月の衆院選で消費税減税を訴えたのが敗因の大きな一つ」と発言。正直呆れ返りました。

 さらには「消費税減税で勝てるのならとっくの昔に社民党政権ができている」とも発言。そうですよ。消費税は常に選挙の勝敗の焦点です。現にお仲間の野田佳彦は与党だった民主党で消費税増税を発表し選挙で惨敗、死に体野党だった自民党へ敵に塩で政権復帰させてあげたじゃありませんか。

 その昔、消費税導入の時には土井たか子の社会党がマドンナ旋風で大躍進したじゃありませんか。枝野さんあなただけですよ。消費税を増税してる自民党に手も足も出ずに選挙で負け続けたのは。それが言うに事欠いて自分の実力不足を棚に上げ「社会保障充実と消費税減税を同時に訴えて有権者を混乱させた」って。むしろ前回衆院選で立憲民主に投票した有権者はその言葉を聞いて混乱してます。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド