イカれた企画「とろサーモン久保田、テレビ局の枠を買う。」の波紋

公開日: 更新日:

 もっとも、1クールの予定で始めた番組はわずか4回の放送で終了せざるを得なかった。枠を買ったはいいけど、枠をハミ出し過ぎたらしい。終わったことをグダグダ言うのは俺の美学に反するので多くは語らないが、やったことは決してムダではなかったと思っている。

 実際この時の企画会議で「過激すぎる」とボツになっていたアイデアは後に別の番組で実現している。今年3月にKBC九州朝日放送の特番として放送された「とろサーモンのクズメンタリー」という番組で、テーマはズバリ「クズによるクズのためのクズ発見バラエティ」。

 そこでやったのは競艇場の出口で勝負に負けたヤツらを集めて、賞金を懸けてチャリンコレースをさせるという企画。名づけて「クズ男だらけのリアルカイジ自転車レース」だ。

 地方局発だけにそこまで話題になったわけではないが、小籔さんや中川家さん、ナイツの塙さんといった芸人仲間や裏方の人たちからの反響はかなりのものだった。こんなイカれた企画をやらせてくれたKBCさんには感謝しかない。しかも当初は3回だけの予定だったはずが、今年7月にめでたく復活。不定期ながらもまだ先がありそうです。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末