M-1勇退オール巨人&上沼恵美子が語っていた“審査員の重圧” 山田邦子&博多大吉“新加入の適正”
年末のお笑い賞レースが続いているが、18日に行われる漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2022」決勝戦の審査員が発表された。
勇退が決定していたオール巨人(71)と上沼恵美子(67)に代わり、山田邦子(62)と博多大吉(51)が加入。これで、今年の審査員はダウンタウンの松本人志(59)、中川家の礼二(50)、立川志らく(59)、サンドウィッチマンの富澤たけし(48)、ナイツの塙宣之(44)の7人に決まった。
■「審査員が審査されている」
M-1グランプリの審査員を巡っては、その重圧の負担をもらす審査員も多い。
昨年まで6年連続で審査員を務めた巨人は、決勝の前には1週間酒を断って全神経を集中させると言い、先日行われたイベントでは、「(M-1の審査員は)めっちゃ疲れるんです」「僕らに理解できひんような漫才に、理解したような顔してよう審査できん」と本音も語った。
巨人は自身の著書「漫才論」(ワニブックス)でも、一章を割いてM-1グランプリについて語っている。審査について当初は、〈自分の採点で出場者の未来が決まってしまう。場合によっては、彼らの将来を閉ざしてしまうかも知れない〉と思っていたとして〈審査員として反省することも多々あります。近年は審査員が審査されているとも感じるので〉とその責任の重さを語っている。