“視聴率男”長嶋一茂そろそろピークでハワイ移住準備中? 57歳ゆえお坊ちゃまキャラも卒業

公開日: 更新日:

 一茂のどこがそんなに好感されているのか。

「言いたい放題のようで、個人攻撃はしない、よくわからないことは首を突っ込まないなど、わきまえがあるんです。自他ともに認めるボンボンだから、ひんしゅくを買いそうなギリギリ発言でも笑って聞ける。最近はそれが正論だったりすることも多く、見ている方はいよいよ痛快なんでしょうね」(テレビ情報誌編集デスク)

 タレント業も、初めのころは、父・長嶋茂雄を番組に引っ張り出すための“七光出演”で、“バカ息子”と見られたのも、今となってはプラスかもしれない。スタートポジションが低かったから、当たり前のことを言っても「オッ、結構まともじゃないか」と見直され、その意外感が伸びしろとなって評価を上げていった。

 いまや共演希望が殺到する視聴率男だが、ただ、そろそろピークだろうという声も聞こえてくる。前出のプロデューサーはこう話す。

「一茂も57歳と間もなく還暦ですから、お坊ちゃまキャラでやっていくのはもう難しいですよ。金満エピソードも、オヤジのカネの話なら笑えるけど、自分の稼ぎの話では金持ち自慢の嫌みになってしまう。そろそろ、長嶋家の一茂ではないキャラを探さなくてはなりません」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方