THE SECOND初代王者ギャロップ林健は「中年の希望の星」一般女性と再婚で“くすぶり人生”卒業
■マシンガンズを大差で破り初代王者に
ネタは6分間。審査は会場の観客100人が、1人持ち点3でそれぞれのコンビに点数をつけ、勝敗が決まる仕組み。ギャロップは、1回戦でテンダラーを破り、準決勝では囲碁将棋と同点の末、大会規定により勝利。決勝戦ではマシンガンズを276対246の30点以上の大差で破り優勝した。
ギャロップは、NSC大阪校出身で2004年結成のコンビ結成19年目。「M-1グランプリ2018」で決勝に進出するも、8位に沈んでいた。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう話す。
「ギャロップが決勝で見せた3本の漫才は、いずれも林さんがマイペースに淡々と話を進めていき、毛利さんがそれに振り回されていくというものでした。2本目の漫才では、電車に乗るときのあるあるネタを連発することでボケらしいボケもないのに終始大きな笑いが起きていました。3本目の漫才では、6分の尺を生かしてネタ振りにたっぷり時間を使うという斬新な手法を使っていました。いずれも技術的には相当レベルの高いことをやっています」