小栗旬トライストーン社長就任のウラ事情…日本初「俳優組合」結成の実現度
「俳優の最低限のギャラや仕事の補償を強いられるのはテレビ局や映画界、制作会社、そして所属するプロダクションの負担に直結するからです。端的な言い方をすれば費用がかさむ。本音を言えば高いギャラを払い、なおかつ仕事のない俳優まで面倒を見るのは合わないという考えです」(事情通)
そうした経緯もあり、小栗は組合結成を成し遂げようとしているのだという。
「小栗は2010年に初メガホンを取った映画『シュアリー・サムデイ』で俳優の置かれている過酷な労働環境を肌で知ったそうです。そもそも小栗は売れっ子俳優と人脈がある。まず『トライストーン』には田中圭や綾野剛、坂口健太郎、赤楚衛二ら売れっ子が多く所属している。他にも松本潤、生田斗真、山田孝之、ムロツヨシ、大泉洋らとパイプがある。事務所の垣根を飛び越えれば組合結成は可能です。脚本界の大御所でテレビや舞台にも融通が利く三谷幸喜も応援を申し出ている。実現性は高いと思います」(テレビプロデューサー)
多くの賛同者を集めている小栗は、果たして日本初となる俳優組合を立ち上げることができるのか。