NHK朝ドラ「ブギウギ」ヒロイン趣里そっくり! “絶妙な子役”澤井梨丘って誰だ?
朝ドラ「ブギウギ」が始まった。「東京ブギウギ」で知られる笠置シヅ子がモデルでヒロインの花田鈴子を趣里(33)が演じる。
「戦後まもない日本。戦争の傷跡が生々しく、先の見えない世の中に多くの日本人が不安を抱えていた頃、人々を楽しませ励まし、生きていく活力を与えたひとりの女性がいました……その女性は女手一つで子供を育てる未婚の母でした」という高瀬耕造のナレーションから物語が始まった。
生涯のライバルとなる歌手・茨田りつ子(菊地凛子)、作曲家・羽鳥善一(草彅剛)もチラッと顔見せ。満場の観客を前に「東京ブギウギ」を熱唱した。
ちなみに茨田のモデルは淡谷のり子、羽鳥は服部良一。はっとりがはとり、良が善。実在の人物をもじった役名が面白い。
オープニングの後、時代は大正15年に遡り、少女時代の鈴子にバトンタッチ。鈴子演じる澤井梨丘は12歳、舞台や映画の出演経験はあるが、ドラマはこれが初というから大抜擢だ。選ばれた理由は、誰がどう見たって、お顔が趣里にそっくりなのだ。
亀を愛する弟・六郎役の又野暁仁は、「スカーレット」「おちょやん」「カムカムエヴリバディ」「舞いあがれ!」と、10歳ながら大阪制作の朝ドラに連続出演する人気子役だ。「舞いあがれ!」では都会の学校に馴染めず、母と2人で五島列島にやってきた、星が好きな男の子、朝陽くん、といえば覚えている人も多いのでは。
鈴子の家は大阪・福島の銭湯「はな湯」。そこに集まる客の中に、朝ドラでお馴染みの顔がもうひとり。指圧師アサ役の楠見薫。「ふたりっ子」以来、今回が10作目の朝ドラ出演。「あさが来た」で女中頭を演じて「ほんに、ほんに」の相づちで注目された。