富田望生は“主人公の気のいい親友役”がよく似合う個性派女優
富田望生(日テレ系「コタツがない家」、NHK「ブギウギ」)
男性俳優の場合は、体格がいい人、痩せ形、長身、髪の毛が少ない人、強面などバイプレーヤーのバリエーションが豊富で、舞台畑の俳優も活躍している。一方、女優はそう多くない。
数少ないキャラ立ちした個性派女優として唯一無二の存在となっているのが、今春放送された「だが、情熱はある」(日本テレビ系)で南海キャンディーズの山崎静代役を演じて注目を集めた富田望生だ。
秋クールは10月18日にスタートした小池栄子主演の「コタツがない家」(日テレ系)に出演しているほか、NHK朝ドラ「ブギウギ」では福島出身の弟子入り志願者役で東京編に登場する。
2000年2月25日生まれ、福島県出身。“ぽっちゃりキャラ”を演じることが多く、映画に初出演した15年公開の「ソロモンの偽証」では役作りのために体重を15キロ増やし、渡辺直美の高校生時代を演じた18年の「SUNNY 強い気持ち・強い愛」では撮影に向けて10キロ増やして、クランクアップ後には7キロ減量した。
主人公の気のいい親友役が似合う女優でもあり、朝ドラ「なつぞら」で広瀬すずの親友役、「美食探偵 明智五郎」(日テレ系)では小芝風花の親友役を好演。マクドナルドのCMでも広瀬すず(プライベートでも親友だという)の友だちを演じている。