伊藤蘭“初出場”で懸念されるNHK紅白“親子愛”の過剰演出…工藤静香&Cocomi共演に視聴者ソッポ

公開日: 更新日:

七光りを感じさせず努力してきた趣里の努力が水の泡

《せっかく趣里さんが七光りを感じさせずにここまで来たのだし、まだドラマも年末の時点で半分残しているのですから、あえて紅白の場で親子共演しなくてもよいかなと思いました》

《趣里さんは朝ドラからの出演は納得だけど、なんで伊藤蘭? 親子共演だけのために? 何唄うの?》

《昨年の工藤静香Cocomiで懲りてないのか? 親子出演とかもうやめてほしい。ここんとこずっと続いてるね。授業参観じゃあるまいし》

 と、SNSは何かと親子で共演させたがるNHKに厳しい声も上がっている。

水谷豊さん(71)と伊藤蘭さんを両親に持つ趣里さんは十四光りでありながら、実力で朝ドラ主演を勝ち取り、現在のブギウギの評価にもそういった彼女の努力が反映されているのでしょう。だからこそ視聴者的には、親の七光りを連想させる親子共演は趣里さんにとってもブギウギにとってもマイナスと感じてしまうのだと思います」(音楽番組制作関係者)

 紅白での親子共演といえば、昨年24年ぶりに出場で、娘であるCocomi(22)がフルートを奏でて「黄砂に吹かれて」を歌唱した工藤静香(53)を想起する人が多いようだ。

「工藤さんが歌詞を間違えたことや、フルート奏者としての実力も図りきれないCocomiさんと共に出場した無理矢理感も相まって、視聴者からは不評でした。2021年に亡くなった故・神田沙也加さんも、2011年の初出場は、母である松田聖子さん(61)との親子共演という形でした。その後、沙也加さんは2014年に実力で勝ち取った映画『アナと雪の女王』のヒロインとして紅白で堂々と劇中歌を歌い上げたのに、NHKが娘の歌唱シーンをスクリーンで見て涙する聖子さんの姿を映した。その演出のわざとらしさに興醒めする視聴者もいました」(同)

 どうやらNHKは“親子愛”が好きなようだが、あまり演出が行き過ぎるとソッポも向く視聴者も出てきそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  3. 3

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  4. 4

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  5. 5

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  1. 6

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  2. 7

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  3. 8

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  4. 9

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  5. 10

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  2. 2

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

  3. 3

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  4. 4

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    だから高市早苗は嫌われる…石破自民に「減税しないのはアホ」と皮肉批判で“後ろから撃つ女”の本領発揮

  2. 7

    中居正広氏vsフジテレビは法廷闘争で当事者が対峙の可能性も…紀藤正樹弁護士に聞いた

  3. 8

    ユニクロ女子陸上競技部の要職に就任 青学大・原晋監督が日刊ゲンダイに語った「野望」

  4. 9

    吉岡里帆&小芝風花の電撃移籍で様変わりした芸能プロ事情…若手女優を引きつける“お金”以外の魅力

  5. 10

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及