細田昌志氏「力道山未亡人」が小学館ノンフィクション大賞 本紙で「テレビと格闘技」連載中
日刊ゲンダイで「『テレビと格闘技』2003年大晦日の真実」を連載中のノンフィクション作家、細田昌志氏(52)がまた快挙だ。
第30回小学館ノンフィクション大賞に細田氏の「力道山未亡人」が選ばれた。賞金は300万円。
受賞作は、高校卒業後に客室乗務員となり、22歳のときにプロレスラーの力道山と結婚した田中敬子さんの数奇な半生を取材したノンフィクション大作。
細田氏は日刊ゲンダイに「力道山没後60年、さらに来年には、生誕100年という節目の年にこんな大きい賞をいただけて本当にうれしいです。天国の力道山が手を回してくれたと信じています」と喜びのコメントを寄せた。
細田氏は2021年に「沢村忠に真空を飛ばせた男/昭和のプロモーター・野口修評伝」(新潮社)で講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞している。