NHK大河ドラマ「光る君へ」で“貴族女子会”シーンがやたら多い今どきの事情
脚本の大石静はじめ、制作統括、プロデューサー、演出、音楽などのスタッフも、50%まではいかないが、これまでの大河ドラマに比べると女性が多い。NHKはこのほか、「あさイチ」「ニュースウオッチ9」「クローズアップ現代」なども50:50プロジェクトに参加していて、4月からは北海道放送局の夕方の報道・情報番組も加わるという。
■NHKが進める男女50:50ルールに忖度?
この「50:50」、すでに30カ国、145以上のメディアが参加していて、日本ではまだNHKだけだが、今後は民放にも広がるのだろうか。
「『50:50』は出演者だけでなく、街頭インタビューや視聴者参加などもできるだけ男女同数にしようというものなので、ちょっと手間はかかります。でも、BBCは女性視聴者が増えたといいますから、民放も参加を検討しているはずです」(前出の構成作家)
ところで、「光る君へ」の視聴率が低空飛行を続けているのには、女子会シーンとは別の致命的な理由がある。「出てくるのが藤原ばっかで、誰が誰だかわからなくて付いていけない」というのだ。