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高倉文紀美少女・女優評論家

札幌市生まれ。女優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がける。映画パンフレット、芸能プロダクション・企業向け分析リポートの執筆も担当。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

えなこは親しみやすい存在感で「クールジャパン」広報大使も務めるコスプレーヤー

公開日: 更新日:

 昨年放送された第1弾でヒロインを演じたのは、乃木坂46現キャプテンの梅澤美波だった。彼女に続いてキャスティングされたというのを見ても、えなこが今が旬の「美女役が似合う美女」だということがわかる。また、3月からキリン「一番搾り生ビール」のウェブCMにも出演している。

 今後もドラマやCMでの活躍が楽しみだが、やっぱり、なんといっても、明るい存在感はバラエティーとの相性がいい。

■「愛らしさ」の香り

 親しみやすい丸顔が印象的で、時折見せる大人の魅力も、おとなっぽすぎず、甘さを抑えたジャムのような魅力が、Z世代の男性だけでなく、女性からも支持されている。えなこと同様に、「東京湾岸がーるず」で一緒に活動した人気インフルエンサー・なえなの、あるいは今春から来年のNHK朝ドラでヒロインを演じる伊藤沙莉橋本環奈今田美桜も、小柄で子猫系(または子犬系)と妹っぽい魅力があり、共通する「愛らしさ」の香りを感じる。

 えなこも橋本環奈や今田美桜も若い層に人気があるが、だからといってイマドキな感じではなく、どんな時代であっても変わらない、色あせない愛らしさだ。今のテレビには、そういうエバーグリーンな魅力を持っている存在が必要なのだと思う。

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