(32)多くのマドンナの中でも、吉永小百合は大学生が遊んでいるみたいに気さくだった
──9作「柴又旅情」のマドンナは吉永小百合。すでにサユリストに絶大な人気を誇る清純派の大スターだった。吉永は13作「寅次郎恋やつれ」でも9作に続く設定で2度目のマドンナを演じた。
この頃から「男はつらいよ」は、マドンナ人気が沸騰するわけです。ただし、あくまでも寅さんと母…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,401文字/全文1,541文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】