「虎に翼」性転換手術、LGBTQ、夫婦別姓のジェンダー問題描写に《NHKがまた…》と疲弊する視聴者も

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 伊藤沙莉(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」で、夫婦別姓やLGBTQなどジェンダーに関する問題が続々と描かれ、話題を集めている。

 6月中に轟太一(戸塚純貴)が、かつて同性の花岡悟(岩田剛典)に惹かれていた可能性を示唆するシーンもあったが、16日放送の100話では、轟が現在付き合っている恋人として佐田寅子(伊藤)に、遠藤時雄(和田正人)を紹介し、カミングアウトするというシーンが描かれた。

 さらに21日放送の回では、性転換手術を受けたバーのママとして、トランスジェンダーであることを公表している中村中が登場。Xでトレンド入りするなどの反響を見せた。

 今作は、日本史上、初めて誕生した女性弁護士の一人にして、初の女性判事、初の女性裁判所長となった三淵嘉子をモデルとしたオリジナルストーリーだけに、昭和初期の守られていなかった人権の問題などを改めて視聴者に考えさせるエピソードを取り入れてきた法律ドラマとしての側面もある。

 脚本を手掛ける吉田恵里香氏は6月10日に、自身のXで轟の花岡への想いについて「轟の、花岡への想いは初登場の時から【恋愛的感情を含んでいる】として描いていて私の中で一貫しています」と言及している。

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