川上麻衣子、室井滋らベテラン女優が過去に違和感を表明…女優の“俳優呼び”はもはやスタンダード?
今年1月の「女子SPA」のインタビューで、室井滋(66)もこう語っている。
■当事者が一番思い入れが強い
《女優でいいじゃんって思います。私は。今さら俳優って言われてもなぁと思うし。女優のほうが、女が優しいって書いて、響きもいいじゃん。ほかの言動にしても、いまって、誰に気を使ってるのか分からないようなコンプラ問題がたくさんありますよね》
女優という呼称をなくさなくていいという声や、今さら変える必要があるのかという声が上がったのは、主にベテラン女優陣からだった。
「池上季実子(66)や高橋恵子(70)も、女優の肩書が俳優に統一される傾向に違和感を持っているとインタビューなどで話しているように、長年、役者として活躍してきた女性ほど、女優という響きに特別感を持っている。看護婦や保母、スチュワーデスなど職業上の性差をなくすのがスタンダードになる中、主要メディアでは俳優で統一しています。確かに男性俳優をあまり男優と呼びませんが、その一方で、主演女優賞などの名称はそのまま残ったり、人気女優、国民的女優という書かれ方をしたりと、業界内でも俳優呼びについて杓子定規ではないかという議論されてきています」(芸能ライター)