余命半年宣告のがん患者が語る「元気に4年生きている理由」
診断時、腎臓がんは7.5センチ。転移もあり、手術や放射線治療は適応ではなく、「すぐ抗がん剤を」と言われていました。しかし、その副作用は強烈で、わずか2週間で車イスに。副作用を止める薬も次々に処方される。これでは、がんがよくなる前に肝機能がやられ死んでしまうと思いました。「医師の言う通りの治療だけを受けていたら……」という思いもあり、国内外からさまざまな情報を集め、実践することにしたのです。
そのひとつが断食です。ある資料によれば、栄養がなくなると、からだは生きるために自分のからだを食べる。最初は脂肪、次に筋肉組織、その後は胃腸など組織や臓器など。そんな時、がんを食べ残すわけがないと考えたのです。
断食は最初から実に快適で、体調がよくなった。断食期間を延ばすほどに、ますますよくなり、僕は断食に味をしめたのです。
その時、断食道場の先生から「抗がん剤は少量なら免疫力を刺激して好ましい反応を引き起こす」と聞きました。少量とは、「難しいが、副作用が出ない程度が目安」。
■がん細胞が中から死滅