【胃潰瘍】検査結果を待つ間、コーヒーの味がわからず…

公開日: 更新日:

「もしかしたら『胃がん』じゃないかと不安になりました。胃の周辺が少し痛いし、胸焼けもある。食事も進みません。酸っぱいゲップが時々出てきて、吐くために深夜に起き出すこともありました。排便にしても色が黒い。私の友人が最近、胃がん手術で胃を全摘していますが、その友人から聞いた症状とそっくりだったのです」

 こう語るのは、東京都清瀬市に住む、遊技場マネジャーの大橋芳雄さん(仮名、59歳)だ。4月上旬、知人の紹介で自宅から3駅目にある総合病院を訪ねた。

 内科の担当医師に問診を受けた後、「1週間後に胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)で検査をしてみましょう。今日は先に血液検査を行います。胃カメラの前夜は、8時以降の飲食はダメです。当日の朝も食事を抜いてきてください」と指示された。

 1週間後、妻と一緒に病院を訪ねると、担当医師から検査室でこう告げられた。

「血液検査の結果、B型肝炎など肝臓の異常は認められませんでした。それでは鼻から内視鏡を入れますので、ズボンのベルトを緩め、リラックスしてベッドにあおむけに寝てください」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に