1日10回の「腰割り」習慣化で“要介護状態”リスクを予防する

公開日: 更新日:

 腰割り運動は1日10回行うだけで、股関節周辺の筋肉を一度に鍛えることができるという。

 基本姿勢は、両足を肩幅より少し広めに開き、つま先をそれぞれ90度外向きにする。そのまま上半身を地面と垂直に保ちながら、90度まで膝の屈伸を行う。腰を曲げず、膝も外向きにすることで、無理なく股関節の筋肉を刺激することができるのだ。

■2週間継続で効果が

 しかし、日常的に運動不足で、股関節をほとんど動かしていない人が、いきなりこの動作を行うことは難しい。その場合は、つま先の向きと膝の屈伸角度を45度程度にして、浅めの腰割りから始めたい。上体が起こせず、前かがみになったり、出っ尻になると腰や背中を痛めてしまうから注意が必要だ。

「腰割りを1日10回、2週間程度続ければ、すぐに効果が表れます。腰回りの筋肉に刺激を与えることで『促通』(脳の神経回路から筋肉への伝達が早くなる)が起こり、スムーズに体が動くようになります。また、腰割りによって骨盤の内側にある腸腰筋も鍛えられる。腸腰筋は、足を上げたり、姿勢を安定させる役割をしているので、歪んだ腰が正しい位置に戻って上半身のぐらつきも直り、重心が安定して姿勢も伸びてきます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”