1日10回の「腰割り」習慣化で“要介護状態”リスクを予防する

公開日: 更新日:

 骨盤の内側には、腸腰筋以外にも筋肉があり、全身の筋肉の中でも非常に重要な役割を果たしているといわれる。

 内臓や生殖器を支えている骨盤底筋が衰えると内臓が下へさがり、失禁や不定愁訴につながる。普段、使っていない骨盤底筋を腰割りでしっかり刺激することで肛門が締まり、内臓の位置が正される。内臓自体にも刺激が与えられ、体の内側から健康になれるという。

 さらに、骨盤の周りにある中殿筋や大殿筋、太ももを支えている大腿四頭筋や内転筋など、多くの重要な筋肉も腰割りなら一度に鍛えることができる。筋肉の血行促進による代謝アップ、長時間の歩行や階段の上り下りが楽になるほか、食欲増進、肩こり、冷え性緩和、だるさの解消など、その効果は全身に及ぶ。

 1日たった10回の腰割りで、ここまで大きな効果を期待できるとなれば、やらない手はない。50代のうちから習慣にすれば、20年後も元気な老後を迎えられる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末