【多汗症手術】 NTT東日本関東病院ペインクリニック科(東京・五反田)

公開日: 更新日:

「術後2週間以内であれば、クリップを外せば確実に元に戻ります。ただ、本当に困っている人は代償性発汗があっても元には戻りたくないものです。クリップ法は約800症例になりますが、ほとんどの患者さんが後悔せずに喜んでくれています」

 同科にとって、多汗症治療は診療のごく一部。そもそも本来の診療は痛みを取り除く“神経ブロック”が中心で、年間患者数4万人は異例の多さだ。

 同院は1976年に国内初のペインクリニック科を創設してから、日本のペインセンター的な役割を果たしている。

 関東逓信病院から改称したNTT東日本の直営病院。伊豆病院、札幌病院、東北病院がある。
◆スタッフ数=常勤医6人、非常勤医10人、臨床心理士2人
◆年間受診者数=延べ約4万人
◆胸腔鏡下交感神経節遮断術(ETS)の年間実施数=30人前後

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ