がんと診断されて納得いく治療を受けるために必要なこと
しかし、F病院からの診療情報提供書では、がんは手術できないほど進行し、抗がん剤しか治療法はない状態でした。
■日を改め家族と一緒に説明を受ける
がん治療に臨む際は、しっかり医師の説明を聞いて、納得して治療を受けることが大切です。がんと告げられた時は頭の中が真っ白になるのは無理もありません。その時はもう一度、日を改めて別に時間をとってもらい、家族や友人と一緒に説明を受けましょう。そして、聞きたいことを事前にメモしておくことです。
説明を受ける時は、まず正確な病名を聞いてください。そして病気の進み具合、たとえば胃がんならがんの大きさ、壁の中での深さ、転移はあるのか、転移があれば近くのリンパ節なのか、遠い臓器まであるのか……。 がんのステージ(病期)は1から4まであります。ステージ1は早期、ステージ4は遠隔転移あり(肝臓、肺、骨など)です。これで治療法が変わってきます。
がんと診断された時、闘いのスタートラインに立ったのです。まずはしっかり説明を聞いて、納得して治療をどうするかを決めるのです。どうか、負けないで一緒に闘いましょう。
ステージ4でも治った方はたくさんいらっしゃいます。応援しています!