洞口依子さん がん手術から10年後に発症したリンパ浮腫を語る

公開日: 更新日:

 真夏に真っ黒なタイツをはいてて「暑苦しい!」と言われたり、お気に入りの履けなくなったサブリナシューズは全部処分しました。でも、志向を変えて髪もバッサリ切り、装いも新たにイメチェンして、リンパ浮腫による変化を楽しんでいます。

■「一人の意見じゃ何も変わらない」と諦めたくない

 リンパ浮腫外来のある病院も本当に少なかったのです。手術という手段もありますが、賛否あるようだし結局、諦めてしまう患者が多いとも聞きます。

 病院の先生は、「日本の女性は辛抱強い」とおっしゃっていました。私が子宮頚がんになった2004年くらいは高齢な患者が多かったけど、今は若い患者が増えている。辛抱強かった世代から患者も世代が変わった。

 しかも、若い人たちには未来がある。たとえば仕事、あるいは結婚や出産を諦められないという方も、もちろんいるでしょう。

「一人の意見じゃ何も変わらない」と、私は諦めたくない。小さな魚も群れになれば大きな魚に見えるのと同じように、いつか、何かやってやろうとヒタヒタと狙っています(笑い)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ