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名郷直樹「武蔵国分寺公園クリニック」名誉院長

「武蔵国分寺公園クリニック」名誉院長、自治医大卒。東大薬学部非常勤講師、臨床研究適正評価教育機構理事。著書に「健康第一は間違っている」(筑摩選書)、「いずれくる死にそなえない」(生活の医療社)ほか多数。

世界的に報告は多いが…「肉」や「魚」の摂取と健康の関係

公開日: 更新日:

 それに対し魚の摂取と健康の関係は、多くのコホート研究で、「心筋梗塞」や「脳梗塞」のリスクを下げ、やや寿命を延ばす方向にあるという結果が示されています。

 国民健康・栄養調査の世代ごとの肉や魚の摂取割合の変化は、これらのコホート研究の結果を踏まえて再度解釈してみると、肉の摂取割合が低く、魚の摂取割合が高い人にがんや心血管疾患が少ないために、そうした人が長生きした結果と言える部分があることは確かです。

 ただその全部を説明しているかというとそうではありません。難しいですね。

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