片足立ちで靴下がはけない人は…将来の「寝たきり」リスク大
これらをもとに「ロコモ度1」か「ロコモ度2」かを判定する。立ち上がりテストで「どちらか一方の足で40センチの台から立ち上がれないが、両足で20センチの台から立ち上がれる」、または2ステップテストで「1・1以上、1・3未満」、またはロコモ25で「7点以上、16点未満」であればロコモ度1。
もし「両足で20センチの台から立ち上がれないが、30センチの台から立ち上がれる」(立ち上がりテスト)、または「0・9以上、1・1未満」(2ステップテスト)、または「16点以上、24点未満」(ロコモ25)であればロコモ度2になる。
■新たな判断基準「ロコモ度3」が登場
「ロコモの疫学で、40歳以上の日本人4590万人がロコモ度1以上の該当者で、ロコモ度2の該当者は1380万人になります。そして今回新たに加わった判断基準がロコモ度3です」(松本教授)
同じく3つのテストで判断する。立ち上がりテストで「両足で30センチの台から立ち上がれない」、2ステップテストで「0・9未満」、ロコモ25で「24点以上」のどれかひとつに当てはまればロコモ度3になる。