日本のコロナワクチン接種開始にアメリカ人が関心を持つ理由
日本でのワクチン接種に関する詳しい情報を伝えたAP通信は、遅れの最大の原因として「ファイザー製ワクチンの認可に時間がかかったこと」を挙げています。ファイザー製ワクチンは世界で4万4000人、アジア人も2000人を対象に治験を実施しました。しかしその中に日本人が入っていなかったために改めて治験をやり直したわけですが、わずか160人の日本人を対象にした治験がデータに信ぴょう性を加えられたのかという疑問を投げかけています。また、日本人の予防接種に対する信頼感が歴史的に非常に低い点も、接種が遅れた理由と伝えています。
今後も日本のワクチン接種の動きは五輪開催の行方とともに関心を集めそうです。