著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

「笑顔」はチョコバー2000個分の幸福感をもたらす効果あり

公開日: 更新日:

 職場でも飲食店でも、不思議と楽しそうに笑顔でいる人の周りは、ポジティブな雰囲気に包まれているものです。

 心理学には、「笑顔優位性効果」という言葉があります。笑っている人の写真と怒っている人の写真を用意して、それぞれの顔を覚えてもらい、後日、同じ人たちの無表情の写真を見せ、「この顔を覚えているか」と確認したところ、圧倒的に記憶に残っていたのは笑っている人の写真だったといいます。記憶に残りやすければ、コミュニケーションも円滑に進みやすくなりますから、笑顔による優位性がさまざまな波及効果をもたらすことは、想像に難くないでしょう。「笑う門には福来る」とはよく言ったもので、表情に乏しい毎日を送るよりも、笑顔の多い瞬間をたくさんつくった方が、あなた自身も周りもハッピーになっていくのです。

 笑顔には、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールを軽減させる効果があることも立証されています。カンザス大学のクラフトとプレスマンは、口にさまざまな形で箸をくわえさせるという面白い実験(2012年)を行っています。

 被験者に1分間氷水に手をつけてもらうなどしてストレス値を上げ、その後、①【軽い笑みになるようにくわえる】②【口角が上がって大きな笑顔になるようにくわえる】③【無表情でくわえる】と3つのくわえ方をするグループに分けました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 2

    小泉進次郎氏「コメ大臣」就任で露呈…妻・滝川クリステルの致命的な“同性ウケ”の悪さ

  3. 3

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  4. 4

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  5. 5

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  1. 6

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  2. 7

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ

  3. 8

    相撲は横綱だけにあらず…次期大関はアラサー三役陣「霧・栄・若」か、若手有望株「青・桜」か?

  4. 9

    「進次郎構文」コメ担当大臣就任で早くも炸裂…農水省職員「君は改革派? 保守派?」と聞かれ困惑

  5. 10

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由