コロナかも…ほいけんたさん細菌性肺炎の不安を振り返る
でも、そこから4~5日経っても平熱に戻らず、微熱があってだるい……。「やっぱりコロナなんじゃないか?」と思い始め、「よし、セカンドオピニオンだ」と違う病院を受診しました。でも、熱が37度に達していなかったので、またもやコロナは疑われませんでした。それでも、これまでの経緯を伝え、「夏風邪じゃないと思うんで、ちゃんと調べてください」とお願いしたところ、血液検査とCT検査になったんです。
検査を終え、診察室に入ると、担当の先生が「テレビに出ているんですか? 看護師さんたちが喜んでましたよ」と軽い雑談を始めました。「こりゃ何でもなかったんだな」と安心して、「何だったんですか?」と尋ねると、急に顔色が変わって「まずいです」と一言。「え? コロナですか?」と聞いても、「コロナじゃない」とおっしゃる。さらに「コロナじゃなくてまずいとは何ですか?」と聞くと、「イヤな影があるので大学病院を紹介します」と言われたのです。
「CTでコロナじゃないことが分かるんだ」という発見とともに、モヤモヤした恐怖、精神的ダメージを抱えながら、紹介された大学病院へ行きました。今度は血液の精密検査、レントゲン、造影剤を使ってのCT、心電図、エコーとあれこれ検査されました。