コロナかも…ほいけんたさん細菌性肺炎の不安を振り返る
そんな調子で迎えた本番は、案の定100点に届かず賞金は取れずじまい。それに懸けていたので落ち込みましたよ。
「細菌性肺炎」と病名が分かったのはそれから半月経った9月の半ばでした。すでに肺にあった影はほぼなくなり、本来の肺活量を取り戻していました。幸い後遺症はありません。
でも、実は今回のことでひとつ心残りがあるんです。病院で「ほいさんですよね」と声を掛けてくれた人に、「近くに来ないで!」と、とっさに言ってしまったことです。ひょっとしたらコロナかもしれないと思っていたので……。
「悪いことしたな」という思いがあり、最近は求められれば握手をして「あとでちゃんと手洗ってね」とジョークっぽく付け加えるようにしています。「いや、もう一生洗いません」なんて言ってもらえるとウソでもうれしいものなんですけど、つい先日、ショッピングセンターで声を掛けてくれた男性は握手してすぐ2、3歩先にあった消毒スプレーをシューッて……。もちろん、それでいいんです。でも、せめて僕が見えないところでやってほしかったな(笑い)。