コロナワクチン接種後1週間は激しい運動をしてはいけない 国内外で心臓障害の報告が

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 こちらもワクチンとの関連は検証中というが、ほかにもワクチン接種後に心臓障害を起こしたケースが12件報告されていて、そのうち7件が30歳以下の男性だった。これを受け、シンガポール保健省は「ワクチン接種後1週間は運動や激しい身体活動を避ける必要がある」と勧告した。それまで運動を控える期間は12~24時間としていたが、大幅に延長されたことになる。

 日本でも、ファイザー社製のワクチン接種後に心不全、虚血性心疾患、大動脈疾患、不整脈などで死亡した事例が200件近く報告されている。また、副反応が疑われる心筋炎や心膜炎を起こしたケースも31件の報告があり、そのうち13件は40歳未満だった。

 ワクチン分科会副反応検討部会は、国内の心筋炎関連事象(心筋炎・心膜炎)疑いに関して「因果関係が疑われている若年男性に係る事例では、引き続き全例、軽快又は回復が確認されている」としている。しかし、ワクチン接種によって心臓や血管に何らかのトラブルが起こる可能性がある以上、運動には注意する必要がある。

■無酸素運動が危ない

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