血をサラサラにする薬を使っている人は歯の治療の際に必ず伝える
じつは、血をサラサラにするクスリを使っている場合、ケガよりも注意してほしいことがあります。それは、病院や歯科などを受診する際に必ずそういったクスリを使っていることをスタッフに伝えることです。治療や検査の中には出血を伴うものもあります。血をサラサラにするクスリを使っていることがスタッフに伝わっているかどうかは、治療や検査の安全性に直結する重要な情報になります。
治療や検査に向けて一時的に血をサラサラにするクスリを中止する必要があるときは必ず指示がありますので、その場合は指示に従っていただければ大丈夫です。
意外と忘れられがちなのが、歯科を受診するときです。特に抜歯は出血を伴う治療ですので、必ず伝えるようにしましょう。
とはいえ、「そんなの忘れてしまうし、面倒くさい」という方もいらっしゃるでしょう。そのときに活用してほしいのが、やはり「お薬手帳」です。血をサラサラにするクスリはもちろんですが、皆さんが処方されたクスリが記載されているお薬手帳は、安全な医療を受けるためのとても重要なツールになります。ただ、せっかくのお薬手帳も情報が正確でなければ意味がありません。医療機関を受診する際は必ず提出するようにしましょう。