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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

長崎大病院で医療事故…「ロボット手術」の安全性と医療施設の選択基準

公開日: 更新日:

 ダビンチの価格は2億~3億円と高額で、導入して間もない医療機関では、コスト回収にロボット手術が勧められることがあるかもしれませんが、その施設でのロボット手術実績は少ない。導入直後の医療機関も避けるのが無難だと思います。

 外科手術では出血や感染などがリスクですが、放射線治療にはそのようなリスクがなく、治療効果は手術と同等。日本のがん治療は手術偏重傾向ですが、必ずしも手術、それも最新手術がいいとは限らないということです。

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