著者のコラム一覧
王瑞霞医学博士、中医師、鍼灸師

日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員。中国山東中医薬大学卒業。中国北京中医薬大学大学院修了。日本大学医学部医学博士。鍼灸師、登録販売士。

「婦人病」に効く鍼灸はある? 最古の専門書にも記述あり

公開日: 更新日:

 女性特有の体の不調や妊娠、出産などに伴うトラブルは、昔から鍼灸治療が得意とする分野の一つです。

 鍼灸臨床の最古の専門書として知られる「鍼灸甲乙経」には「婦人の雑病」の巻があり、またその後に出た「鍼灸大成」にも月経周期のずれや不妊症、乳腺炎などに用いるツボについて記述があるほどです。

 ちなみに鍼灸治療が有効とされている代表的な婦人科系疾患としては、更年期障害、生理痛、不妊症、つわり、逆子の5つが挙げられます。

 更年期障害では、鍼灸で陰陽のバランスを整え、滞った気や血の流れを良くし、漢方薬を併用して症状を改善させます。生理痛では、特に痛みが重症な月経困難症に対し、高い効果を発揮します。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ