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永田宏前長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

【空腹時血糖値】食後10~12時間に測定 糖尿病が疑われる男性は19.7%

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 ブドウ糖は筋肉にも欠かせません。筋肉はグリコーゲンという燃料を使っていますが、その原料もブドウ糖です。運動などでグリコーゲンを使い果たしてしまうと、血中のブドウ糖が消費されていきます。それでも足りないと、脂肪やタンパク質からブドウ糖を作り出し、エネルギーを補います。その際、筋肉を作っているタンパク質も消費され、同時に体内の水分も使われるので、血糖値とともに一時的に体重も減って、ちょっとうれしくなるでしょう。しかし食事で十分にタンパク質を補給していないと、筋力も同時に低下してしまいます。高齢者のフレイルと同じです。

 血糖値が高かったら、慌てずに、まずは専門医を受診するのが賢明でしょう。

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