手首や足首にできるしこり「ガングリオン」は放置しても大丈夫?

公開日: 更新日:

 ガングリオンは腫瘍ではない。ヒアルロン酸など関節の潤滑油の役割を担うゼラチン状の粘液物質が、関節包や腱鞘にたまったものだ。

 放置していても極端に大きくなることはない。関節包や腱鞘の変形で、良性の病変であるため、ガングリオンが悪性に転換するという報告もない。

■中身を抜いた後の圧迫が重要

 なぜガングリオンができるのか。その原因はわかっていないが、手首や足首を一般の人よりよく使う人、激しく動かす人はできやすいとみられている。

「たとえば、手首や足首をどこかにぶつけたり、酷使したりする。するとその部分に炎症が起きる。炎症が起きた箇所は変形が起こりやすい。変形したところに粘液がたまることでガングリオンができる。そう考えてもらえればわかりやすいかと。ただ、外的刺激や摩擦を受けやすい人にできやすいといっても、該当しない人もいます」

 自然としこりがなくなる場合もある一方で、いつまでも残っていることも。治療方法にはどんなものがあるのだろうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した