著者のコラム一覧
下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

不眠で悩む80歳男性「今日も耳鳴りと演歌がずっと聞こえる」

公開日: 更新日:

「今日も耳鳴りと演歌がずっと聞こえているようで」(ケアマネ)

「今も演歌が聞こえるよ。誰も歌ってないのに」(患者)

「そうですか」(私)

「膝関節の病気で足が動きにくくなっているみたいで」(ケアマネ)

「そうなんですね」(私)

「転倒とかあったようです。7年くらい前から眠る時間が定まらなくなってきているみたいで、最近ご本人は眠れていないと言っていますが、ご家族に聞くと夜は眠れているようです」(ケアマネ)

「わかりました」(私)

「お食事も取れてないようで便もあまり出てないみたいです」(ケアマネ)

 患者さんのご自宅に伺って会話し、患者さんの性格、置かれている環境を直接見聞きしているからこそ、ケアマネさんとの連携もスムーズにいきます。

「お薬は1日1回。弟さんでコントロールはできます?」(私)

「できるとは思います」(弟)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」