CGM体験記「1型糖尿病でも合併症の不安が解消され豊かな人生が送れる」

公開日: 更新日:

 時折、主治医にも血糖値を測ってもらいましたが、そんな時に限って血糖値が悪くないのです。そのため、主治医に怒られることはありませんでした。ただ、HbA1cは高いままでしたから、常に“血糖値が高すぎるのではないか”“目や腎臓の合併症を起こすのではないか”と不安でした。

 ですから、ちょっと体調が悪いと低血糖を警戒し感覚で補食を口にするようにしていたのです。

 皆さんは1型も2型も同じ糖尿病だと思われるでしょう。しかし実際はまるで違います。私の印象では2型糖尿病は同じ食べ物を同じ時間に同じ量だけ食べれば、血糖値は前日とほぼ同じ数値になります。

 ところが1型糖尿病はまったく違います。人にもよりますし、その日のストレスや長時間の会議といった環境の変化で血糖値は前日と大きく変わります。血糖の安定感が2型糖尿病の人に比べてはるかに悪いのです。ですから、気になるときにその場で血糖値を測れるCGM(持続グルコースモニタリング:皮下に刺したセンサーで間質液中の糖濃度を持続的に測定し1日の血糖変動を知ることができる)は本当に助かります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走