“超聴診器”で計測する「心音」は重要な判断材料になる
先ほども触れたように、検査装置が高額なこともあって、高度な画像診断ができない地域は少なくありません。病状が悪化して移動できない高齢者もたくさんいます。しかし、超聴診器によるシステムは、小型の機械を患者さんのところに持っていくだけでいいのです。
ますます加速する高齢社会ではありますが、同時に超速の進化を遂げる医療DXがそれを支えてくれると信じて、さらに進化していくことを期待しています。
◆本コラム書籍化第3弾「60代、70代なら知っておく 血管と心臓を守る日常」(講談社ビーシー)4月18日発売