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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【グリークヨーグルト】通常の2倍のタンパク質…満腹感からダイエット効果も

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 さらに、プロバイオティクスが豊富なグリークヨーグルトは腸内環境を整えることで、便秘の改善や免疫機能の向上に役立つとされています。これに加え、カルシウムが豊富に含まれているため、骨の健康維持にも貢献します。中高年層では骨粗鬆症予防の一助となる可能性があるとされています。また、濃厚なクリーム感が満足感を与え、健康的な食生活をサポートする食品としても評価されています。

 時間栄養学の観点から考えると、やはり朝のタンパク質は筋肉をつけるためにも、体内時計をリセットするためにも必要不可欠です。そのため、グリークヨーグルトを朝ご飯に食べるメリットは十分にありそうです。また、カルシウムは夜間に吸収が高まることがわかっていますので、夜の摂取も目的によってはアリでしょう。

 ただし、夜に多量の糖質を摂ることは睡眠の質に影響を与えるため、デザートとしての利用ではないほうが◎。味噌や野菜などと一緒に混ぜるノンオイル、ノンシュガーのドレッシングなどで摂るのもおすすめですよ!

【連載】時間栄養学的「気になる食品」

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