著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【グリークヨーグルト】通常の2倍のタンパク質…満腹感からダイエット効果も

公開日: 更新日:

 さらに、プロバイオティクスが豊富なグリークヨーグルトは腸内環境を整えることで、便秘の改善や免疫機能の向上に役立つとされています。これに加え、カルシウムが豊富に含まれているため、骨の健康維持にも貢献します。中高年層では骨粗鬆症予防の一助となる可能性があるとされています。また、濃厚なクリーム感が満足感を与え、健康的な食生活をサポートする食品としても評価されています。

 時間栄養学の観点から考えると、やはり朝のタンパク質は筋肉をつけるためにも、体内時計をリセットするためにも必要不可欠です。そのため、グリークヨーグルトを朝ご飯に食べるメリットは十分にありそうです。また、カルシウムは夜間に吸収が高まることがわかっていますので、夜の摂取も目的によってはアリでしょう。

 ただし、夜に多量の糖質を摂ることは睡眠の質に影響を与えるため、デザートとしての利用ではないほうが◎。味噌や野菜などと一緒に混ぜるノンオイル、ノンシュガーのドレッシングなどで摂るのもおすすめですよ!

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」