薬を飲み忘れた時の対応は「半減期」によって変わってくる
薬の用法も半減期に関連していることが多くあります。半減期の長い薬は1日1回服用するだけで長時間効果が持続しますし、半減期の短い薬は1日3回服用しなければ、効果が途中で弱くなってしまう可能性があります。
薬を飲み忘れた時、半減期の短い薬は次の服用時間までに効果が切れる可能性があるため、すぐに飲む方がよい場合もあります。ただし、次の服用時間が迫っている場合には、2回分をまとめて飲んでしまうような状態となり、副作用が発現しやすくなる心配も出てきます。対応に迷う場合は医師や薬剤師に相談が必要です。