「私の絵をどう思う?」というピカソの問いに正直に答えると、「よし、明日から来なさい」
天才芸術家・ピカソ。91歳で亡くなる最期の時代、松井氏は彼のアトリエに5年間通い続けた。政府奨学生である松井氏に許された時間は、たったの1年。芸術の都で貧乏学生として過ごしていたのかと思いきや、「お金には困らなかった」とあっけらかんと笑う。
「当時、アートの留学先としても…
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