(28)空気清浄機を正しく使って節電に! 季節によって置き場所を移動させる
エアコンは位置を変えられませんが、空清は位置を変えられます。うまく使えば、サーキュレーターは不要になります。空清は24時間使う必要がありますので、一台でも使う家電が少なくなるのは助かります。
まず夏です。「自動」モードの場合、エアコンの冷風は水平に吹き出し、天井に沿うように移動します。ですが、冷風は重いため、下に降りてきます。大谷が投げたボールのように、ゆっくり重力に引かれるのです。この場合、空清はエアコンの逆の壁に置きます。キャッチャーのように降りてきた空気を吸い込み、エアコン方向へ投げ返し送り返します。空気のキャッチボールと思っていただければと思います。
冬の場合、今のエアコンの多くは「自動」モードの場合、床めがけて暖気を吹き付けます。床に当たって散らばる感じです。温かい分だけ、こちらの空気は活発。その上暖気なので、上に上がり、エアコンへ吸い込まれます。
この場合の空清はエアコンの下に置きます。空気が戻りやすいので、床に当たった温風をより広範囲に広げるのを手伝うわけです。こうするとより早く部屋の温度が安定しますので、節電につながります。