若手社員を見て思う…「店員は腰が低いのが絶対」ではなくなった
若手社員の中には、あまりやる気のない人もいるようで。
今どきというか、仕事はお金のためと割り切ってプライベートを優先させるみたいな。でも、会社としては、未来を背負って立つ人材ですから、店長をはじめ先輩方は熱心に指導をします。
ところが、先輩の中には「あいつはダメだ」と愚痴る人もちらほら。その若手社員がいつものようにダラダラと店内を流していたところ、年配のご婦人に声をかけられたそうです。電球をお探しだったようなのですが、「LEDの方が省エネにもなるし、長持ちするから」と、やや上から目線でいつになく熱のこもった接客をしたそうなんです。
■年配のご婦人がいつも指名
この態度が気に入ったのか、その後も年配の女性は電池やプリンターのインクなど消耗品を買いに来ることがしばしばでした。来店のたびに彼をご指名になり、いつもはそんなに力が入っていないのにこのご婦人だけ熱量が違うと周囲も感じていたんですね。
何十歳も年齢が離れているので、色恋沙汰というわけでもなさそう。ただ、この若手社員、韓流張りのイケメンなんですね。実は、このご婦人だけでなく、女性のお客さんに人気が高く、ダラダラしているにもかかわらず、売り上げ成績は良いんですよ。先輩方が「あいつはダメだ」というようにホスピタリティーは低いのですが、何か、ツンデレな接客も人気の秘密のような。私みたいなおっさんからしてみれば、どこがいいのかわかりませんが。