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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

松本人志さんが週刊文春を名誉毀損で提訴…勝訴なら損害賠償は過去最高額級に?

公開日: 更新日:

 この裁判で文春の責任が認められるか否かは、記事の内容が真実であるか否か、また、記事にした内容を真実だと信じるのが相当といえる程度に週刊文春側が取材を尽くしたといえるか否かによることになります。

 この事実関係を明らかにするために、松本人志氏本人、性被害を受けたと主張している女性、松本人志氏と共にいたとされる芸人の方々ら相当多くの方が、証人として裁判所に行くことになると思います。

 ところで、このトラブルでは注意しなければならないことがあります。それは、性暴力被害を告発した人がネットなどで特定され私生活が暴かれたり、誹謗中傷されるといった2次被害の問題です。こうした2次被害の加害者も刑事罰を受け、また多額の賠償請求を受ける可能性がありますから、何げない投稿やリプライなどには常に気をつけなければなりません。

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