資産家未亡人が米医大に1500億円の寄付! 史上最大級、全学生の授業料がゼロに
使い切れないほどの莫大な資産を残されたらどう使います?
米資産家の故デビッド・ゴッテスマン氏の妻で小児科医のルース・ゴッテスマンさん(93=写真、本人のフェイスブックから)は2月26日、自らが理事長を務めるニューヨークのアルバート・アインシュタイン医学校に、なんと10億ドル(約1500億円)を寄付。学生の授業料に充てるよう指示した。同大の授業料は年間約5万9000ドル(約890万円)。この巨額の寄付により、8月からは全ての学生の授業料が免除になる。
“サンディー”の愛称で親しまれたゴッテスマン氏は、世界的投資家ウォーレン・バフェット氏の弟子で、バフェット氏が設立した複合企業バークシャー・ハサウェイに初期投資。その株式などを亡くなる前にルースさんに託し、「君が正しいと思うことに使ってくれ」と言ったという。
ルースさんは「基金を私に預けてくれたサンディーに心から感謝しています。価値ある目的に寄付をするという特権を与えられて幸せです」と語った。
今回の寄付は米教育機関への慈善寄付としては最大規模のひとつで、医学部への寄付としては史上最大のものになるとみられる。