「湯処葛西」あぐらで玉汗状態から3分。激アツ熱波の嵐も、まだまだイケる!
東京メトロ東西線葛西駅南口から新田仲町通りに入って旧江戸川に向かって20分ほど歩くと、赤い“ゆ”の大文字が見えてくる。2001年創業の「湯処葛西」で、ハイコスパなスーパー銭湯との評判で突撃した。
券売機で入浴料800円(土日祝1100円)をチョイス。フロントで券を渡す。レンタルタオルはなく、タオルセット購入は500円。
早速服を脱ぎ、浴場に入ると、平日午後でも親子連れや若い人が多く、人気ぶりが見て取れる。カランには、シャンプーなどが充実。肝心の湯船は2つ。広い白湯は40度で端にマイルドな電気風呂2床を備える。もう1つは40度で水深90センチの座湯2床&スーパージェットバス2床のコンビだった。王道の内風呂を楽しんだら、やっぱり露天ですよね。
ドアを開けると、あずまやの中にさまざまな湯があるぞ。石造りの湯船の周りに木々が茂る“ぬる湯”は38.5度。あー、落ち着くなぁ。季節によって湯温が変わるラジウムイオン鉱物泉は42.5度。丸い湯船で弱酸性の“炭酸の湯”は38.5度で、滑らかな湯はアストリンゼン効果で肌がツルツルに。さらに冷水枕の“うたたねの湯”や寝湯などもある。
バッチリと下準備ができたところで浴場内のサウナへGO。ビート板を手にドアを開けると、サ室は2種あった。
ユーカリ成分の蒸気ムンムン45度のスチームサウナは定員8人。もう1つはメインのロウリュサウナで、入り口ドアに熱波師イベントのスケジュール表が貼ってある。どれどれと確認すると、その日は終了。ガーン、確認したはずなのに、時間を間違えた~。
プチショックでロウリュ部屋のドアを開ける。90度の室内は、おおっ、広い。ストーンこんもりの大型電気ストーブを囲むコの字2段ベンチは定員32人。混雑する中、奥の上段にどっこいしょ。