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内田正治タクシードライバー

1951年埼玉県生まれ。大学卒業後、家業の日用品、雑貨の卸会社の専務に。しかし、50歳のときに会社は倒産。妻とも離婚。両親を養うためにタクシードライバーに。1日300キロ走行の日々がはじまった。「タクシードライバーぐるぐる日記」(三五館シンシャ)がベストセラーに。

(23)英語教師の職を捨て“憧れのタクシードライバー”になった同僚の話

公開日: 更新日:

 だが、お客の反応はまったく逆。それから誰も何も言わなくなったという。目的地の六本木まで気まずい空気が流れ続けていたという。「出しゃばりはダメでした。英語が話せることを鼻にかけているとでも思われたのかも」と彼は悲しげな面持ちだった。そのお客たちは、まさかタクシードライバーに英語のわかる人がいるとは思わなかったのだろう。プライベートな話が筒抜けになって困惑したのかもしれない。

「芸は身を助ける」とはいうが、ときに「芸はアダとなる」こともあるらしい。

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